2024年9月17日
MHC会報 vol.5(1)&(2)合併号発行によせて
会報第5巻(1)&(2)合併号を発行しました。2023年に発見された政治資金パーティーの裏金問題は、世の中に頻度高く出現するコンプライアンス違反問題の範疇にはいると思います。ここしばらくの状態を紹介しました。
さらに、日本の心理学とアインシュタインの関係について、探れば隠れている接点があるのだという事実について触れました。また、「ニッポンは下等国だった」では、明治維新以降のわが国の公明正大な頑張りの歴史を示し、そこには高貴なものを背景に感じることができます。その後の1940年ころ以降、その高貴さを失いはじめていたように思います。労働心理学のあれこれ(7)では、実は、臨床心理系からの改善課題ではなかった睡眠時無呼吸症候群(SAS)のケースについて触れました。大切なのは、根本にある原因を取り除くことであって、臨床心理の課題ではなかったのです。